緩和ケア・精神腫瘍学の基本教育に関する指導者研修会について PEACE Faculty Development Program
緩和ケアおよび精神腫瘍学 指導者研修会について
「緩和ケア研修会」集合研修企画責任者になるためには、指導者研修会の受講が不可欠
日本緩和医療学会では、すべての人が、『いつでも、どこでも』質の高い緩和ケアを受けられることを目指し、「日本緩和医療学会PEACEプロジェクト」を立ち上げ、平成20年度より日本サイコオンコロジー学会との共催で「緩和ケア研修会」を企画運営する指導者を育成する「指導者研修会」を開催しております。また、がん対策推進基本計画(平成30年3月閣議決定)では、「がん診療に携わる全ての医療従事者が、精神心理的・社会的苦痛にも対応できるよう、基本的な緩和ケアを実施できる体制を構築する。」ことを目標としており、平成30年度より1)緩和ケア研修会の開催指針が大幅に改訂され、緩和ケア研修会は「e-learning」と「集合研修」の双方をもって修了となります。
日本緩和医療学会が主催する「緩和ケア指導者研修会」修了者及び「精神腫瘍学指導者研修会」修了者2)は、緩和ケア研修会の「集合研修企画責任者」としての資格を得ることができます。また、緩和ケア研修会において、コミュニケーションの演習に関しては、精神腫瘍学指導者研修会修了者及びがん告知に関する経験が豊富な緩和ケア指導者研修会修了者と共に行うことが望ましいと記載されています。
1)新開催指針は、平成30年度に施行開始し1年の移行期間を経て、平成31年度(令和元年度)に完全施行されました。
2)新開催指針により「精神腫瘍学指導者研修会」修了者も「集合研修企画責任者」となり、研修会を開催することができます。
2022年度緩和ケアおよび精神腫瘍学「指導者研修会」の開催予定
2008年(平成20年度)~2021年(令和3年度)にかけて、日本緩和医療学会PEACEプロジェクトは、計36回の指導者研修会を開催、全国に4,195名の修了者を輩出いたしました。2022年度(令和4年度)は、1回の指導者研修会の開催を予定しております。
2022年度 緩和ケアおよび精神腫瘍学 指導者研修会 開催予定
本研修会は、がん診療連携拠点病院を中心とした各地域で開催される『がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会』の「集合研修企画責任者(=研修会自体を企画し、開催する資格を有する者)」の養成を目的としており、厚生労働省が定める『がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針』に準拠する集合研修を開催できる指導能力を獲得して頂くために実施されています。研修内容は、集合研修を開催するためのマネジメント、集合研修開催書類の準備方法、グループワークやロールプレイの運営方法などを学んでいただくプログラムとなっています。2022年度は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、WEB開催といたします。WEB上での事前学習とライブ配信を組み合わせたプログラムを予定しております。
緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会 | |
日時 | 2023年2月5日(日)ライブ配信 |
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会場 | WEB ※最終受講決定者に事前学習とライブ配信の詳細をご案内いたします |
定員 | 100名 |
参加費 | 無料 |
対象者 | 参加資格を満たす者 ※新たに指導者になられる方を優先します |
精神腫瘍学の基本教育に関する指導者研修会 | |
日時 | 2023年2月5日(日)ライブ配信 |
会場 | WEB ※最終受講決定者に事前学習とライブ配信の詳細をご案内いたします |
定員 | 100名 |
参加費 | 無料 |
対象者 | 参加資格を満たす者 ※新たに指導者になられる方を優先します |
※緩和ケア・精神腫瘍学ともに、同一プログラムとなります
※2022年9月中旬頃にPEACEプロジェクトホームページにて「募集要項」を掲載いたします
第37回 緩和ケアおよび精神腫瘍学の基本教育に関する指導者研修会 参加申込要項
本研修会は、がん診療連携拠点病院を中心とした各地域で開催される『がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会』の「集合研修企画責任者(=研修会自体を企画し、開催する資格を有する者)」の養成を目的としており、厚生労働省が定める『がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針』に準拠する集合研修を開催できる指導能力を獲得して頂くために実施されています。研修内容は、集合研修を開催するためのマネジメント、集合研修開催書類の準備方法、グループワークやロールプレイの運営方法などを学んでいただくプログラムとなっています。
2022年度も、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、WEB開催といたします。WEB上での事前学習とライブ配信を組み合わせたプログラムを予定しております。
緩和ケア | 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会(WEB) 日 時:2023年2月5日(日)10:00~13:00 ライブ配信 会 場:WEB ※最終受講決定者に事前学習とライブ配信の詳細をご案内いたします 定 員:100名 参加費:無料 対象者:参加資格を満たす者 ※新たに指導者になられる方を優先します |
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精神腫瘍学 | 精神腫瘍学の基本教育に関する指導者研修会(WEB) 日 時:2023年2月5日(日)10:00~13:00 ライブ配信 会 場:WEB ※最終受講決定者に事前学習とライブ配信の詳細をご案内いたします 定 員:100名 参加費:無料 対象者:参加資格を満たす者 ※新たに指導者になられる方を優先します |
申込方法 | 申込受付期間内にトップページの申込フォームより、受付を行ってください。 ※申込フォームの記入項目については、研修会参加申込の流れ をご確認ください。
※受付完了の時点では、受講は確定しませんのでご注意ください。
※必ず受講希望者ご本人様がお申込みの上、メールアドレスはご自身で管理し、内容を定期的に確認しているアドレスをご記入ください(所属施設の代理の方からのお申込みは受け付けられません)
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受講者決定について | 申込受付期間終了後、定員を超える申込がある場合には、以下の方を優先し、抽選で受講者を決定します。 ・新たに指導者になられる方
・申込時において、指導者研修会修了者が1名もいない国指定のがん診療連携拠点病院等※を優先し、1施設1名として抽選します。
詳しい抽選方法については、こちらをご覧ください。※「国指定のがん診療連携拠点病院等」とは、以下を指します。 都道府県がん診療連携拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、 特定領域がん診療連携拠点病院、地域がん診療病院、国立がん研究センター なお、緩和ケアあるいは精神腫瘍学指導者研修会のどちらかの申込が定員に満たない場合は、片方の募集定員にその満たない人数を加える場合があります。 |
申込受付期間 | 2022年10月17日(月)10:00 ~ 2022年10月31日(月)13:00 |
受講可否通知 | 2022年11月4日(金) ※申込受付時にご記入いただいたご本人様のメールアドレス宛に、受講可否を通知するメールをお送りします。 |
参加登録 | 受講が決定した方は、受講通知メールに記載されたURLより、参加登録画面へ進み、必要事項を記入して参加登録を行ってください。 |
書類提出 | 参加登録内容の確認後、画面に記載されたURLより、下記書類3点をダウンロードいただき、必要事項をご記入のうえ、「緩和ケア研修会修了証書(写し)」、「e-learning修了証書(写し)」とともに書類提出締切日までに事務局宛に郵送してください。 1. 所属施設長※からの承諾・推薦書 ※緩和ケア …所属施設長とは学長、病院長など所属団体の責任者を指します。
受講者自身が「所属施設長」にあたる場合は、緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了者、都道府県もしくは郡市医師会会長、日本緩和医療学会代議員のうちいずれかの方からの推薦書が必要となります。 ※精神腫瘍学…所属施設長とは学長、病院長など所属団体の責任者を指します。
2. 参加希望理由書受講者自身が「所属施設長」にあたる場合は、精神腫瘍学の基本教育に関する指導者研修会修了者、都道府県もしくは郡市医師会会長、日本緩和医療学会代議員のうちいずれかの方からの推薦書が必要となります。 3. 略歴 ◎ 緩和ケア研修会修了証書(写し) 緩和ケア研修会修了証書(写し)は、以下いずれかの開催指針に準拠したものをご提出ください。
◎ e-learning修了証書(写し)・厚生労働省「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(旧指針) ・厚生労働省「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針」(現行指針) 旧指針の緩和ケア研修会修了者も提出が必須となりますので、申し込みまでに下記サイトにて受講をお願いいたします。
【厚生労働省 がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会e-learning】 https://peace.study.jp/ |
書類提出締切日 | 2022年11月24日(木)必着 ※締切日までに書類をお送りいただけない場合、また書類審査の結果、経験年数などの参加資格を満たしていないと判断される場合や、参加希望理由が本会開催の趣旨と合致しない場合には、ご受講いただけなくなることがございます。 |
書類送付先 | 〒550-0001 大阪府大阪市西区土佐堀1-4-8 日栄ビル603B号室 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会事務局 厚生労働省委託事業「第37回指導者研修会担当係」行 |
受講決定通知 | 書類審査後、受講が最終決定した方には、「受講決定通知」をメール及び郵送にてお送りします。 あわせて事前学習のご案内と研修会資料もお送りします。 ※通知は、2022年12月下旬を予定しております。 |
事前学習の受講と 研修会前アンケート について |
事前学習は、緩和ケア研修会e-learningサイト( https://peace.study.jp/ )に配信されます。ご自身のe-learningのアカウントが必要になりますので、提出書類の1つであるe-learning修了証書に記載されているご自身のIDとそのパスワードを、あらかじめお手元にご用意ください。 受講期間は、12月下旬の受講決定通知メールが届いてから約2週間強を予定しております。期日までに受講修了の履歴が確認できない場合は、いかなる理由をもってもライブ配信にはご参加いただけませんのでご注意ください。 受講修了の確認ができた方には、ライブ配信ご参加にあたり研修会前アンケートをお送りしますので、指定の期日までにご回答ください。 |
ライブ配信について | 2023年1月下旬に事前学習の修了と研修会前アンケートの回答の確認がとれた方を対象に、ライブ配信URL等の当日のご案内を一斉配信いたします。 ご参加は、カメラ・マイク機能付きのパソコンを1人1台ご用意いただき、ご所属先やご自宅などインターネット環境が整っている場所からお願いいたします。ライブ配信ツールの詳細については、12月下旬の受講決定通知とともに参加者ご本人様にお知らせいたします。 |
研修会終了後について | ライブ配信後は、アンケートを回答いただき、期日までに回答いただいた方には、PEACEプロジェクトに登録する情報の確認を行います。すべてのご返信が確認できましたら、約1ヶ月後を目途に指導者としての各種案内と修了証書を郵送いたします。 |
お問い合わせ先 | 特定非営利活動法人 日本緩和医療学会事務局 厚生労働省委託事業PEACEプロジェクト 指導者研修会担当係 〒550-0001 大阪府大阪市西区土佐堀1-4-8 日栄ビル603B号室 E-Mail:itaku@jspm.ne.jp ※事務局は、現在テレワークとなっております。 恐れ入りますが、お問い合わせはメールにてお願いいたします。 |
抽選方法について
- 全応募者の所属施設のうち、同⼀施設で複数⼈応募している場合は、施設で⼀⼈を抽選ソフトを用いて抽選する(A)
- Aの中から、指導者研修会修了者のいない国指定のがん診療連携拠点病院の応募者を抽出し(B)定員以内であれば全員当選とする。定員以上の場合は、抽選で当選者を決定する。
- 残りの定員分をA-Bの中から抽選で決定する。
- また全ての落選者を対象に、補⽋当選者を20名、1から20番までそれぞれ抽選で決定する。受講辞退者がでた場合、1番からそれぞれ繰り上げ当選とする。
- 同⼀施設で複数⼈応募している場合、当選者と落選者を交代することはできないものとする。
参加資格
緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会
以下の条件を満たす医師
- 原則として、研修会受講時点において、一般病院、がん専門施設、診療所、緩和ケア病棟において、がん患者の身体症状の緩和に携わる医師としての経験が5年以上あるもの(ただし初期研修の期間を除く)
- 所属施設長からの推薦状があるもの
- 今後、都道府県に協力し、年1回以上各都道府県において開催される「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会」に集合研修企画責任者もしくは集合研修協力者として参加すること
- 指導者研修会のすべてのプログラムに参加できること
- 指導者研修会を修了したことについて、日本緩和医療学会から都道府県のがん対策担当課へ氏名および所属の報告をすることに同意できること
- 指導者研修会を修了したことについて、日本緩和医療学会ホームページ、PEACEホームページおよび日本サイコオンコロジー学会ホームページにおいて、氏名・所属・担当診療科を公開することに同意できること
- 研修会申込時点において、厚生労働省「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(平成20年4月1日付け健発第0401016号厚生労働省健康局長通知の別添)もしくは「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針(平成29年12月1日付け健発1201第2号厚生労働省健康局長通知の別添)に則り開催された緩和ケア研修会を修了していること(研修会修了証書の写し、もしくは研修会修了証明書を提出できること)
精神腫瘍学の基本教育に関する指導者研修会
以下の条件を満たす医師
- 研修会受講時点において、医師としての経験が5年以上あること
- 研修会受講時点において、標榜する精神科・心療内科の常勤医(週4日勤務以上)として3年以上の経験があり、うち最低1年は総合病院やがん専門病院など、がん患者の診療を行う施設に勤務していること
- 所属施設長からの推薦状があるもの
- 今後、都道府県に協力し、年1回以上各都道府県において開催される「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会」に集合研修企画責任者もしくは集合研修協力者として参加すること
- 指導者研修会のすべてのプログラムに参加できること
- 指導者研修会を修了したことについて、日本緩和医療学会から都道府県のがん対策担当課へ氏名および所属の報告をすることに同意できること
- 指導者研修会を修了したことについて、日本緩和医療学会ホームページ、PEACEホームページおよび日本サイコオンコロジー学会ホームページにおいて、氏名・所属・担当診療科を公開することに同意できること
- 研修会申込時点において、厚生労働省「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」(平成20年4月1日付け健発第 0401016号厚生労働省健康局長通知の別添)もしくは「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針(平成29年12月1日付け健発1201第2号厚生労働省健康局長通知の別添)に則り開催された緩和ケア研修会を修了していること(研修会修了証書の写し、もしくは研修会修了証明書を提出できること)
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人 日本緩和医療学会事務局厚生労働省委託事業 担当係
〒550-0001 大阪市西区土佐堀1丁目4-8 日栄ビル603B号室
E-mail:itaku@jspm.ne.jp